子どもがピーマンを嫌う理由を考える
皆さんお疲れさまです、やおやの内野です(Instagram:@808uchino)。
今回は、子どもがピーマンを嫌う理由をまとめました。
子どもたちにとってピーマンは敵?
トマトの約4倍のビタミンCを多く含んでいるので、夏の日焼け対策にも有効な野菜ですが、ピーマンは、子どもたちから嫌われる代表格のようなもの。しかし、嫌われてしまう理由がちゃんとあります。
嫌う理由は味覚にあった
そもそもで子どもたちは、目の前にある食べ物が有毒物かどうかの判断がついていません。よって、味覚で判断しているのです。
子どもたちの舌には味蕾が多くありますので、大人よりも味覚に対して敏感といえます。
舌や軟口蓋にある食べ物の味を感じる小さな器官である。 人間の舌には約10,000個の味蕾がある。30代〜40代頃には子ども時代の約3分の1まで減ってしまいます。
この味蕾の働きから、ピーマンの「苦味」を敏感に感じ取ってしまうことから、有毒物と判断し、嫌いという結果に結びついてしまうのです。
子どもの味覚についてまとめた記事がありますので、こちらもよければお読みください。
苦味を抑える工夫をしてみる
・へタを見て選ぶ
5角形のものよりも6角形のものは成長が早く、完熟度が高く、甘味があります。
・切り方
横向きに切らずに縦向きに。
ピーマン特有の青臭さや苦味の成分は、縦向きに並ぶ細胞に含まれているので、横向きに切ってしまうと、繊維が壊れて細胞が傷ついてしまう。その結果、苦味や青臭さが強くなってしまいます。
・種とワタを取り除く
ピーマンには「ピラジン」という苦味を感じさせる成分が特に、種やワタに含まれています。
・油通し
ピーマンの苦味成分の1つである「クエルシトリン」は性質上、油に溶けやすいので、油通しをすれば、苦味を抑えることができます。
※そのうち画像を用意してもっと分かりやすいように努めますので、まずは文章のみで悪しからず。。
まとめ
いかがでしたか?
嫌われがちなピーマンも、工夫次第で苦みを抑えることができますし、理由が分かっていればむやみに怒る必要もなくなります。
身近で苦手な方がいれば是非、試してみてください。