梅シロップをつくろう
皆さんお疲れさまです、やおやの内野です(Instagram:@808uchino)。
今回は、クエン酸やビタミンAなど、美容や健康に良い栄養素が豊富に含まれている梅。その梅のエキスを抽出して作った「梅シロップ」は、水やソーダで割ったり、紅茶に入れて飲むのもおすすめです。食欲の出ない時や夏バテにもぴったりの梅シロップについてまとめてみました。
梅の効能をおさらい
梅シロップの原料である梅には、おもに下記のような働きが期待されるといわれています。
・健康に良い働きが期待できる
・食欲が無いときや栄養補給に良いとされる
・お腹に良い働きがあるといわれる
・肌に良い働きが期待できる
健康維持のためには、食品をバランス良く食べることが重要となります。梅シロップの原料である梅は、日々の食事に取り入れることで栄養補給や健康に良い働きが期待できます。
疲労回復や美容効果など身体に良いことがいっぱい
食品の中でもクエン酸を多く含む「梅」は、様々な効果があります。
- 疲れの元である乳酸を分解し、血液中に滞らないようにする働き
- 血液の流れを良くする
- 整腸作用
- 腸の働きを助けてくれるので、食欲不振の時には食欲増進剤に
- 新陳代謝作用によりお肌のハリとツヤを維持、すなわち老化防止!
果実中におけるクエン酸量
果実 | クエン酸量(%) |
---|---|
梅 | 約1.6~4% |
温州ミカン | 約0.7~1.1% |
バレンシアオレンジ | 約0.6~1.1% |
グレープフルーツ | 約0.9% |
夏ミカン | 約0.9~1.2% |
レモン | 約6~7% |
パインアップル | 約0.51%~0.85% |
保存
梅シロップの賞味期限は、きちんと密封保存した状態で1年程度となります。空気が入ると、1年以内でも発酵してアルコールのようなツンとしたにおいや苦味が出る可能性がありますので、ご注意ください。また、冷蔵庫が保存には最も適していますが、直射日光があたらず湿気の少ない場所での保存がおすすめです。
もちろん同時に砂糖も摂取しますので、飲み過ぎには注意!
まとめ
いかがでしたか?梅シロップ作りに必要な生の梅(青梅)は5月下旬~6月下旬頃にしか手に入りませんので、初心者でもはじめやすい家族でも楽しめる「梅仕事」に、ぜひ「おうち時間」を使ってみては?
「青梅」のご注文もお待ちしております(今年は大変好評で残り僅かです)。
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*1:出典:三浦洋・荒木忠治 著, 果実とその加工(最新食品加工講座), 建帛社, 1988, 53ページ